もっとも重要かもしれないのに、軽視されるチョーク類

クライミングギアの中では、それほど重要視されないチョーク。
チョークは、指の汗を吸収し、フリクションを向上させる役割があり、非常に重要なアイテムです。
しかしクライミングシューズにはこだわっていても、チョークにこだわりを持っているクライマーは少ないものです。

チョークに徹底的にこだわってみると、クライミングがもっと上手くできるに違いないのです。

指にチョークをつけると、一体どうなるの?

チョークをつけると、手から出た汗を吸収し、結果劇的に、フリクションが上がります。
チョーク自体に滑り止めの効果は全く効果はなく、たまに靴につけているクライマーもいますが、全く意味はありません。(諸説はありますが…)

手汗クライマーはチョークにこだわろう!

手汗が酷いクライマーこそ、チョークにこだわるべきです。
これだけ、指から汗が出てきたらチョークが必要なのは明らか。
ボルダリングでは、床に置いて使うボックスタイプのチョークバックが主流ですが、腰につけるタイプを常用したほうがいい気がします…

ホールドは、結局フリクションが全て

ホールドの持ち感は、フリクションが全てです。 ホールドが持てなかったら、次のムーブを起こすことができないので、そこで終わってしまいます。
夏場にクライミングが基本オフシーズンなのは、理にかなったことなのです。

全て試したい、チョークの形状

チョークの違いは、形状と質感で大きく分けられます。
それぞれ利点があり、弱点を補うように複合で利用することもできます。

いつでも新鮮!固形タイプ

ブロックの形をしたチョークで、自分で好みの大きさに砕いて使うか、そのまま手に刷り込んで使っていくタイプ。
チョーキング(ホールドに印をつけること)は賛否両論ですが、外岩で持っていると重宝されます。
使う直前で砕くので、湿気ってないチョークを手に付けることができます。 昔はこのタイプのチョークしかなかったようです。

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よく手に絡む、完全粉末タイプ

粉末状のチョークのみで、サラサラしているチョーク。
短時間で手の表面にチョークを馴染ませることができ、素早くチョークアップできるので、リードなどに向いている。

バランス重視のチャンキータイプ

多くのクライマーが利用しているタイプ。
固形と粉末のチョークが混合されたタイプで、固形として使いたい場合はそのまま、粉末が欲しくなったらそれを潰せる優れもの。
固形物は指で潰せる程度の大きさで使いやすい。
目立った弱点がない、バランスのよいチョーク。

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勝負するときは、液体タイプ

チョークとアルコールを混ぜて液体状にしたチョーク。
若干コストパフォーマンスが悪いが、粉末チョークにはない特徴があり、一つは持っておきたいチョーク。
きめ細かくチョークが入り込むので、長時間チョークの恩恵を受けることができ、アルコールが余計な皮脂を取り除きさらにグリップ力が高まる。
チョークの飛散量がどのタイプよりも少ないので、ジムやプライベートウォールに最適なチョーク。
特にPD9はチョークの飛散が少なく、グリップ力も高いハイテクチョークとして有名。

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手汗クライマーは固形+液体がお勧め

化粧のように、下地は液体チョークでつくり、少し粉末状のチョークをつけることで、長時間快適にホールドを維持することができます。

ジムでのエチケット、チョークボールタイプ

布製の袋に粉末状のチョークが詰め込まれているもので、チョークの飛散が少ないため、ジムでは利用したいタイプ。
これだけでは、手にチョークがあまりつかないので、チョークバックに粉末タイプと一緒にいれて使うクライマーが多い。
チョークを追加できるタイプと使い切りタイプがありますが、追加タイプが人気。
これだけで使うと、チョークバックが汚れにくく、持ち運びもチョークが飛散しないのでスマートな印象。

チョークの質感の違い

チョークの正体は炭酸マグネシウムで、各社により製法や成分に違いがあり質感は様々です。 炭酸マグネシウムの含有量や粒子の大きさにより、サラサラしているものやザラザラしているものまであり、自分に合ったチョークは色々試してみなければわかりません。これは、見た目が全く変わらないチョークだから気づきにくいですが、こだわってみるところです。

化粧品添加物、食品添加物など利用方法は様々な炭酸マグネシウム

チョークを選ぶポイント

実際チョークを選ぶポイントを以下にまとめました。

吸水性

チョークがどれだけ手から出る汗を吸収するかが選ぶポイントの一つです。
手汗が多い人ほど吸水性が優れたものが適していますが、粘り気がないので、フリクションに乏しいホールドでは、はじかれやすくなります。

質感

「サラサラ」タイプか「ザラザラ」タイプ。
体操で使っているようなチョークはきめ細かいサラサラしたもの。
極度にサラサラしていると、これもはじかれやすくなるので、ある程度ザラザラなタイプがクライマーには好まれやすい。

持続感

肌のきめ細かい部分にまで入り込む液体チョークが良いが、チョークアップできないのが難点。
持続感については、チョークの吸水性が低いほうが、持続することになる。

クライミングチョークのQ&A

そもそも白い粉は何でできているの?

炭酸マグネシウムが主原料。炭酸マグネシウムの含有量はチョークの種類よって様々。

人体への影響は?

炭酸マグネシウムは無味無臭で人体に無害です。無機質ですので、腐食することはありません。
カルシウムを吸収しやすくするためには炭酸マグネシウムは食品にも添加物として使用されています。

学校の黒板で使っていたチョークと違うの?

学校で使っていたチョークは、炭酸カルシウムで炭酸マグネシウムと見た目は全く同じです。
炭酸カルシウムは水と反応することで、熱が発生するので、岩場で利用すると岩の形状に影響(ヒビ、割れ)があるので、利用することはできません。

松ヤニ(ロジン)入りのチョークは外岩では控えよう

チョークの中には松ヤニ(ロジン)入りと書かれたものを見たことはあるでしょうか?
松ヤニは体温で溶け粘着力が出るので、炭酸マグネシウムのみのチョークに比べ、フリクションが非常に良く持続します。
しかし松ヤニは、水に溶けない性質なので、雨に流されず、岩と一体化しホールドの形状を変えてしまうので、ルート破壊につながります。
1990年代までは、松ヤニが積極的に使われていたが、現在は、ロジンフリーという名前で売られているチョークもあるぐらい使われなくなってきています。

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Rockmo編集長、製作者で幼少から登山に取り組み、アルパイン、リード、ボルダリング、登山と何でもする二児のクライマー。
元登山用品店「好日山荘」のJAPAN MENSA会員。MENSA特有の視点でクライミングを捉え、WEBからクライミング業界を盛り上げようとしている人。

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