怪我により3ヶ月間レストしてみた

怪我しても登ってしまうのが、クライマーだけど、今回の怪我は全治1年程度と言われたので、思い切ってレストしてみた。
クライミングを始めて3ヶ月間完全レストはした事例がないため、どうなるか全く不明だった。

たまには怪我対策のレストも必要。

休んで治ったけど、思ったより重症だった怪我

2018年の3月に外岩でガストンをやりすぎで、上腕骨内上顆炎(ゴルフ肘)になってしまった。
さらに指もパキっていたし、登ってもろくに登れないので、思い切って休んでみることにした。

クライミングをした回数

4月:1回
5月:0回
6月:0回

という具合に、全くクライミングをしない生活だった。

クライミング3ヶ月ぶりにしてみる

グレードは2~3級普通に落ちる

そして傾斜は、無惨にも全く登れない

3ヶ月ぶりにジムに行って、まず「壁の傾斜角度変えたのですか?」とまじめに聞いてしまった。
傾斜課題は、3グレードぐらい落ちる。まったく登れない、酷い。
90~115°ぐらいの傾斜は、何とか登れるけど、それでも2グレードは確実に落ちる。

体が鉛のように重い

登っている感覚は、冬山装備でアルパイン登ってる感じ…
20kgぐらいの荷物を背負ってるかのようで、下から引っ張られてるのかと思った…
年のこともあるけど、クライミング以前に、運動してないというのも大きかったと思う。
指の劣化は思っているほどなく、カチはしっかり持てた。

体重の変化

体が重いので、体重が増えたのかと思ったけど、1kgも増えてなかった。
クライマー特有の上半身だけムキムキ状態は、若干衰えたような見え、普通の人とまではいかないが、普通さを感じる上半身になった。
3ヶ月以上休むと、急速に衰えていくような感じはあった。

モチベーションの変化

クライミングを始めた時のような楽しさが戻る

クライミングを始めた時のようなモチベーションが続くのも5年目ぐらいまでのような気がする。
モチベーションの低下は、非日常だったクライミングが日常になったからだと思うけど、3ヶ月間休むと、まるでクライミングを始めた時のような楽しさが戻った気が…
ゴールをとった時の感じなど…あのドキドキ感が再び…実はこれが長期レストで得られる、最大のポイントなのかもしれない気もする。

怪我の変化

私の場合、全治1年の怪我だったので、全回復まではいかなくとも、ほぼ完治状態になった。
ゴルフ肘も怪我から6ヶ月経った今では、ほぼ治った。長期レストしなければ、今でも治っていないと思う。
指のパキリも完治、今は怪我が理由で登れないということはないように感じる。

クライミング再開から3ヶ月経って

慣らし程度に再開してみる

クライミングを再開した月は、無惨だったけど、1ヶ月半ぐらい経ってからは、登れるようになってきた。
再開して3ヶ月たった今は、長期レスト前の85%ぐらいまで、クライミング能力が戻った感覚。

3ヶ月のレストだと、グレードが戻るまで3ヶ月~半年ぐらいは必要

再開してからは、以前のように登る回数が多いとは言えないけど、グレードは戻ったそれなりに感じがする。
再開後は、あまり登ってない。週1.5日程度。

7月:8回
8月:6回
9月:6回

再開して半年もすれば、元のグレードに戻ると思うけど、レスト前と同じようなグレードに挑戦すると、かえって怪我するように感じる。

グレードが落ちても楽しいクライミング

クライマーはグレードが落ちる=恐怖のような方程式があるので、怪我しても続けてしまうけど、思いっきり休んでみるのもいいと感じた。
グレードが落ちてもクライミングは楽しいし、グレードの上下を体感するのは、クライミングを長く続ける要因になると思う。

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Rockmo編集長、製作者で幼少から登山に取り組み、アルパイン、リード、ボルダリング、登山と何でもする二児のクライマー。
元登山用品店「好日山荘」のJAPAN MENSA会員。MENSA特有の視点でクライミングを捉え、WEBからクライミング業界を盛り上げようとしている人。

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