駄目だ、臭すぎる…そうなる前に履くしかないソックス

素足クライマーの悩み、それはクライミングシューズが臭くなる…
これはクライミングシューズに限ったことではなく、素足で靴を履けば必ず臭くなるのです。
クライミングシューズは素足で履くもの…という固定観念があるため、どうしても臭くなってしまいます。

昔は履かなかったけど、最近は履く人が多いソックス

ボルダリングを始めてしばらくは、ほとんどの人がレンタルシューズです。
レンタルシューズは必ず靴下着用が義務付けられているので、そのままの延長で靴下クライマーが最近多いみたいです。
昔は靴下を履いていると変な目で見られましたが、最近は逆転してきている気がします。

履くだけで臭ささが激減する靴下

どうして素足+靴だと臭くなるのか?

そもそも靴下を履くだけでどうして、靴は臭くなくなるのでしょうか?

ニオイの原因は、汗ではありません

汗は汗腺の種類によって、臭い汗とそうでもない汗に分けれますが、足裏から出る汗は、ほぼ無臭です。
それでは、なぜ臭くなるのか?それは、汗が足裏の様々なものと反応して臭くなるのです。
様々なものというのは、足裏の細菌や皮脂・垢・角質等です。

汗 + 足裏の細菌 + 皮脂・垢・角質等 =(色々と反応)= 臭い

足の裏には沢山の雑菌がついています。

素足クライマーは足裏の角質除去+除菌で臭くない靴に

どうしても素足でクライミングシューズを履きたい人は、お風呂の時に足裏ケアをすれば臭いは軽減できるでしょう。
またクライミングシューズを履く前に、足裏除菌すれば、さらに効果が期待できます。(靴下履けば楽ですが…)

3タイプに分かれる足裏派閥

この一登にかけたい、素足派

臭さより、足裏感覚を重要視し、登ることに特化したクライマーです。

■メリット
  • 足裏感覚に優れる
  • 靴がずれにくい
  • つま先に力をこめれる
  • 靴との一体感がある
■デメリット
  • 靴が臭くなる
  • 足が冷える
  • 靴が履きにくい、脱ぎにくい
  • 大量の汗により、靴が傷む(シャンクなど)

いいとこ取りしたい、ビニール派

靴下ではなく、薄いビニールを履く(?)昔からある技。
靴と足の間には、薄いビニール一枚なので、素足感覚を持ちながら、靴の衛生を保つことができる
靴のサイズが小さすぎるときにも有効だが、すぐ汗だらけになり、強い不快感がある

  • 足裏感覚に優れる
  • 小さい靴でも履ける
  • つま先に力をこめれる
■デメリット
  • ビニール内は蒸れて、びちゃびちゃになる
  • ヒールキック等ですっぽ抜ける
  • ビニールの替えが沢山いる

バランスが良い靴下派

靴下を履くと靴と足の両方に優しいので、長時間靴を履くジムでは、靴下クライマーが多く、理にかなっています。

■メリット
  • 靴の衛生が保たれる
  • 足が冷えない
  • クッション性により、タコが出来にくい
■デメリット
  • 足裏感覚が若干悪くなる
  • 靴下の厚みによって靴がきつくなる
  • 素材によっては中で滑る

素足を超えるフィット感、クライミング専用のソックス

数年前に比べて、クライミング専用のソックスは各社開発に乗り出し、多く販売されています。
値段はそれなりにしますが、長時間快適にクライミングが出来ますし、靴が長持ちします。

FOOTMAX3D(フットマックス)

クライミング専用に開発されたソックスだけあり、あらゆるムーブに対して素足に近い感覚が得られるように設計されています。 シームレス設計(縫い目がない)ので、靴下のマチ部分が痛いということもありません。丈夫で長持ちするので、結局コストは抑えられます。

シューズとの一体感を高めるフィット性とグリップ性を向上させ、ホールドへのスムーズなフットワークがしやすい、クライミングソックス。
フットホールドにイン・アウトサイドエッジで立つ際に力の掛かる、つま先・親指側面・母(小)趾球部にグリップ性の高いナノフロント®を採用し、汗をかきやすいシューズ内でも足が滑りにくくなり、力が入りやすくなります。
かかとにも同様にナノフロント®を採用し、ヒールフック時にもソックスがズレにくい構造です。足の形状に合わせた左右立体設計が、フィット性を向上させ皮膚のような一体感を生み出し、 つま先や足裏の感覚を掴みやすくします。
つま先はフラットなリンキング仕様を採用し、密着性の高いシューズでも縫い合わせの凹凸によるストレスを感じさせません。
ベース糸には吸水速乾効果のあるソアリオン®Yを採用し、ドライで快適に保ちます。 つま先周辺には抗菌防臭機能を付加したドラロンにより、気になるニオイをやわらげます。 出典:Footmax

Rocksocks(ロックソックス)

多くのクライマーが愛用しているクライミング用に開発された極薄ショートソックスです。
吸汗速乾性に優れ、雑菌の繁殖を抑えることで抗菌防臭機能が期待できる「ドラロン」や「パークリン」を使用し、極細繊維を薄手の生地に織り上げることでシューズ内の環境を快適に保ちます。
つま先部分に縫い目が出ないリンキング製法により、つま先から踵までしっかりサポートすることで高いフィット感が得られます
価格は、フットマックスに比べると安価なので、こちらから試すクライマーが多い。

LA SPORTIVA クライミングソックス

クライミングシューズ以外にも、アプローチシューズや登山靴など幅広くクライミング業界をリードするスポルティバのクライミングソックス。
足裏感覚と耐久性に優れたソックスで、左右非対称タイプなので足にフィットします。
足の甲の部分は他の部分と違う素材で作られていて、シューズを履く時は滑るように足入れすることができます

その他、ボルダリングにお勧めの靴下

UNIQLO ベリーショートソックス

クライミング専用の靴下ではありませんが、コストパフォーマンスならUNIQLOのベリーショートソックスがお勧めです。
薄手なので、素足に近い感覚です。しかし、素材が滑りやすいので、靴のサイズに遊びがあると中で動きがあります。
耐久性は期待できないので、細かく買い替えて履く靴下になりますが、390円(税別)なので気軽さでは一番でしょう。

5本指ソックス

5本指ソックスは指部分が若干膨らみますが、お勧めです。
通常のソックスに比べて、指先に力をこめやすく、かき込み時に力が入ります。
また指と指から出た汗を瞬時に吸い取るので、通常の形より雑菌が繁殖しにくい構造で衛生面では高い効果があります。

まとめ

靴下と言っても履いてクライミング能力が大きく損なわれることはありません。
大量の汗による靴のヘタリや衛生面を考えると、ボルダリングジムで靴下を着用するメリットは沢山あります。

また靴下の中には、足の機能サポートができるものを沢山ありますので、履いたほうが登れることもあるかもしれません。
素足で履き続けて、一度雑菌が繁殖すると完全に臭いを取ることはほぼ不可能ですから。

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Rockmo編集長、製作者で幼少から登山に取り組み、アルパイン、リード、ボルダリング、登山と何でもする二児のクライマー。
元登山用品店「好日山荘」のJAPAN MENSA会員。MENSA特有の視点でクライミングを捉え、WEBからクライミング業界を盛り上げようとしている人。

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